女の子と話すとき、目を見て話せない。名字にさん付けでしか呼べない。下ネタは男同士でも返せず、高3で「性に芽生えていない人」として有名になる——27歳まで、それが私だった。
身長160cm台、撫で肩、童顔、地味。学力は中の下。人の顔色ばかり伺って、常に敬語。自分の意見がなくて、いつも相手に流される。「優しくすればモテる」——それだけを信じて、料理を取り分け、ドリンクを聞いて、ひたすらイイ人を演じた。
結果は、いつも同じ。「イイ人=どうでもイイ人」。この言葉が、10トンの足かせだった。
転機は、20代後半。半ば強制的に、300人の前で公開告白をさせられた。人生で一番したくなかったことだ。結果は撃沈。その場の笑い者。……なのに、告白した瞬間から、不思議なほど気分がスッキリしていた。
あとで分かった。あれは「安心領域の外」に出た瞬間だった。「自分なんてこれくらい」という勝手な限界を、初めて超えたんだ。そこから、人が変わったように世界が変わった。
この経験を、再現性のある形にまとめて、同じように苦しむ男たちに渡してきた。6年、162人以上。恋愛経験ゼロからの逆転を、私は信じている。あなたにも、必ずできる。